パリ9区のカフェ「ローズベーカリー」。パリと東京をつなぐ、とっておきのオーガニックカフェです

2002年パリ9区にオーガニックカフェ「ローズベーカリー」が誕生しました。当時フランスではオーガニックが注目されはじめ、そのさきがけとなったお店です。マルティル通り46番地にあって一気に人気店となりました。周囲は昔ながらの下町の商店街の雰囲気なのですが、グルメな人たちの間で話題のお店が次々と出店され、今では「美食通り」としても有名になりました。

その後パリに3店舗、ロンドン、ソウル、ニューヨークと広がり、日本は東京に5店舗を展開し本家パリよりも多くなりました。まさにパリと東京をつなぐカフェをご紹介していきます。

ローズベーカリーのロゴマーク

スポンサーリンク

「ローズベーカリー」の物語

オーナーはイギリス人のローズ・カラリーニさん。ローズさんがベイクした(手作りした)お菓子やお料理を並べたお店という意味を込め「ローズベーカリー」と名付けたそうです。元々はローズさんの夫でフランス人のジャン=シャルルさんとファッション関係の仕事をされていました。イタリアやフランス、日本をリサーチで訪れるうちに食の世界に引かれるようになり、ついに2002年パリ9区マルティル通り46番地に「ローズベーカリー」を開いたのです。

オーガニック材料を使った「シンプル」で「ナチュラル」なレシピは、体にやさしいだけではなく素材が持っているピュアな美味しさが伝わってきます。誠実に作られたお料理をゆったりいただくと、本当に心に豊かさが広がって行くのを感じます。

ローズベーカリーのスコーンとカフェ

スコーンは甘すぎず上質な素材の美味しさが感じられます。これは東京の吉祥寺店でいただきました。【プレーンスコーン:260円(税込)】【ドリップコーヒー:500円(税込)】
「ローズベーカリー」のサイトはこちらです。

「ローズベーカリー」の「幻の」パン

お店で出されるパンは「パン・ド・カンパーニュ」の一種類だけ。実はこのパンにも物語があるんです。かつてパリの6区に伝説のパン屋さん「プージョラン」がありました。諸事情で2003年に閉店したあとは卸専門となり、パリの有名レストランかごく一部の食材店でしか味わえなくなりました。その中のひとつが「ローズベーカリー」なんです。

パンの表面はしっかり固めで、ほんのり酸味があって噛めば噛むほど味わい深く、チーズとの相性抜群です。もちろん美味しいバターをたっぷりのせるのもいいですね!お互いの味を引きたて合っておいしさ倍増です。東京ではプージョランのレシピを忠実に再現しローズさんのお墨付きももらっています。パリの幻のパンを東京で販売しているなんて繋がりの深さを感じます。

パン・ド・カンパーニュ1/4サイズ【360円(税込)】(吉祥寺店)

スポンサーリンク

「ローズベーカリー」と「コムデギャルソン」

「ローズベーカリー」のロンドンとニューヨーク店は、コムデギャルソンの川久保玲さんがプロデュースするセレクトショップ「ドーバー・ストリート・マーケット」の中に、ソウルでは「コムデギャルソン」の中にあります。東京でも第一号店は丸の内の「コムデギャルソン」、銀座店は「ドーバー・ストリート・マーケット」の中にあります。なぜだろうと思っていたのですが、実はローズさんは川久保玲さんの義妹だそうです。

なるほど、それでファッションのお店の中にある「ローズベーカリー」の謎が解けました。ローズさんとジャン=シャルルさんはもともと衣料品ビジネスをなさっていたし、店舗デザインがオシャレなのも頷けます 。食器類のセレクトも素敵で、水を入れるグラスもシンプルで美しいデザインです。

東京の各店舗で使われているグラス

まとめ

2002年パリ9区のマルティル通り46番地に誕生したオーガニックカフェ「ローズベーカリー」はいまやパリの3店舗を超えて東京では5店舗に増え人気が定着しています。

  • その「物語」とは・・
    オーナーのローズさんによるレシピは「シンプル」で「ナチュラル」。かつて一緒にファッション関係の仕事をしていたご主人と共に食ビジネスに転向。オーガニックカフェの先駆けとなりました。
  • 幻のパンに出会える・・
    かつてパリ6区にあった伝説のパン屋さん「プージョラン」。今は店舗を構えず卸専門となっていて、パリの「ローズベーカリー」で味わえます。東京では「プージョラン」のレシピが忠実に再現され購入できます。
  • 「コムデギャルソン」との関係は?
    ローズさんは「コムデギャルソン」の川久保玲さんの義妹だそうです。川久保玲さんのご主人はイギリス人なのですね。それで「コムデギャルソン」系のお店に「ローズベーカリー」が併設されているところがある訳です。

オーガニック系で体にやさしくて、しかもとても美味しいのが嬉しいです。パリと東京をつなぐキーワードは、この「美味しい!」ことではないかと思います。

上記のように「ローズベーカリー」のレシピ本もあるのでご興味のあるかたはいかがでしょうか?グリーンの本「ブレックファースト・ランチ・ティー」はローズ・ベーカリーの人気料理の中から身体に優しい自然食レシピを100種類以上掲載。オレンジの本「HOW TO BOIL AN EGG」はシンプルで栄養たっぷりの卵を使った料理を紹介するレシピ本です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。